すみ眼科クリニック

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  • 診療科目:一般眼科・白内障手術
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すみ眼科クリニック

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多焦点眼内レンズ

Multifocal intraocular lenses

白内障手術- About Cataract Surgery -

白内障手術に使う眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。

単焦点眼内レンズ

保険適用内で使用するレンズで、1か所にしかピントが合いませんが、眼内レンズの中では最も鮮明に見えるレンズです。ピントを遠くに合わせた場合は、近くを見るときには眼鏡が必要になります。近くに合わせた場合は、遠くを見るときに眼鏡が必要になります。

多焦点眼内レンズ

眼鏡なしでおおむね遠方も近くも見えるというレンズです。
遠くも近くも裸眼で見たい。できれば眼鏡をかけたくない。という方にお勧めのレンズです。ただし、完全に眼鏡が不要になるわけではなく、距離により見えにくい場合は眼鏡が必要になることもあります。
多焦点レンズは夜間にハロー(夜間など暗い場所で光を目にすると、その周りに光の輪がかかってみえること)・グレア(光がぎらついたりしてまぶしく見えること)を感じることがあり、夜間の運転を行う方には適さない場合などあります。
精密作業をする仕事など、見え方の質にこだわりが必要な方は単焦点レンズのほうが向いていることもあります。
多焦点レンズを希望される場合は、医師とよく相談してからをお勧めします。

当院で扱っている多焦点レンズの種類

クラレオン パンオプティクス Clareon PanOptix

回折型3焦点眼内レンズで、遠方、中間(60cm)、近方(40cm)にピントが合う構造になっています。グレア、ハロー現象はありますが、ほかのレンズと比べると軽減されています。

クラレオンビビティ Clareon Vivity

波面制御型焦点深度拡張レンズというタイプのレンズになり、遠方から中間まで幅広くピントがあいます。
ハローグレア減少は最小限に抑えることができます。

テクニス オデッセイ TECNIS Odyssey

回折型の連続焦点レンズで、遠方から近方までなめらかに視界を移動できますが、手元の視界については若干視認性が劣ります。
ハロー・グレアは軽減されています。多焦点レンズにはコントラストの低下がありますが、このコントラストの低下が比較的抑えられており、明るいところでも暗いところでもコントラストがある程度保たれます。

費用- price -

今まで多焦点レンズを用いた白内障手術は、すべて自由診療であったため高額な手術費用がかかっていましたが、2020年4月1日より選定療養が始まり、自由診療と選定療養を選択できることになりました。
当院は多焦点眼内レンズによる白内障手術の選定療養認定施設ですので、選定療養での白内障手術を受けていただくことができます。
選定療養では、白内障手術自体は通常の単焦点レンズと変わらず保険適応となり、多焦点眼内レンズの費用のみ自費で追加負担していただくことで手術を受けていただけるようになります。

多焦点眼内レンズの費用

Clareon PanOptix 片眼 320,000円
Clareon PanOptix(乱視用) 片眼 350,000円
Clareon Vivity 片眼 320,000円
TECNIS Odyssey 片眼 290,000円
TECNIS Odyssey(乱視用) 片眼 320,000円

治療内容- Medical -

手術- Surgery -

受診- Visits -